中山上人からのメッセージです

[太郎]

羽咋は震度７でした。建物が揺れて外に避難しようとしても身動き出来ない位でした。道路が陥没したり水道は断水状態です。本成寺は堂内の壁や仏具が破損。境内の歴代墓や灯籠が倒れましたが、御宝前や位牌所には被害有りませんでした。怪我人も居ませんでした。今お寺が避難所所なっております。水の配給が有りました。電気は使えるので助かりました。お堂にストーブを炊いて暖をとっていました。

当山は比較的被害が少なくて済みましたから、七尾、輪島、奥能登の被災地支援の前線で、支援物資の受け入れと備蓄を担い、被災地への支援ルートが開かれるまで待機しております。今後の御支援宜しくお願い致します。

羽咋地区はガソリンスタンドが開きました。食堂やコンビニ、イーオンなどのスーパーも開いて食料や飲み物、生活物資も手に入るようになりました。風呂もスパや銭湯も営業し始めました。あとは生活用水の確保が必要です。以前と断水状態です。

大句所長さんの自坊と代務寺の妙珠寺は全壊してしまいました。所長さんは二メートル飛ばされて負傷され、奥様も瓦礫で頭部に怪我をされた模様で、避難所生活を強いられおります。宗務所機能も停滞しており、伝担の井前師も自坊と庫裡が倒壊の恐れがあり、自家用車内での待機を余儀無くされております。宗担の大森師はまだ動ける状況かと思われます。両事務長と連携して支援体制を整えたいと思います。

神奈川二部と一部と群馬宗務所の災害対策支部が動いて支援物資を被災地【本成寺宛】に送る連絡がありましたが、被災状況が日に日に動く中で、被災地に届ける術がまだ整わない状況での受け入れは困難ですので、一旦救援物資の手配を待ってもらうように連絡をしました。

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